naitya2000


2013年2月14日木曜日

東京~沖縄 フェリー国内最長航路乗船記2 「マルエーフェリー 飛龍21 その1」

こんにちはnaitya2000です。今日は旅行記の2回目を書きたいと思います。いよいよフェリー国内最長航路に乗船です。

16時30分過ぎ、さっそくマルエーフェリー・飛龍21にタラップから乗りこみます。船内に入ると、エスカレータでロビーに上がります。

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まずは、客室乗務員の案内のもと、今回使用する2等船室161号室に入ります。一番安い2等船室ですが、2段ベッド2つの4人部屋で、浴衣等は無いものの、冷蔵庫・トイレ・シャワー・テレビ付です。2等と言えば、座敷大部屋が当たり前ですが、非常に良いサービスです。今回、50代男性との2人利用でした。

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飛龍21の客室部分は、2階構造になっています。1階部分に全てまとまっており、1等・2等寝台・2等の客室部分とロビー・案内所、レストラン、売店、海が見えるプロムナードがあります。なお、元々のバーコーナーが、漫画や雑誌、小説などが置いてあり、無料読書室で開放されています。あと、共用のシャワー室と喫煙所が後方にあります。自販機は、ロビーにビール関係、後方にジュース・冷凍食品の自販機があります。

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※プロムナード

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※電子レンジが使えます。

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※元バーコーナーの無料読書室

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2階部分は大部分が閉鎖され、利用出来るのはトイレと給湯器のみだったりします。そもそも飛龍21は、今は亡き有村と言う船会社が、名古屋~大阪~那覇~宮古島~石垣島~台湾を結ぶ国際航路に使用していました。会社が破産したあと、マルエーフェリーが再購入し、現在に至っている次第です。そのせいか、元々スイートルームが1等、特等が2等寝台、1等が2等として使用され、非常にオトクな航路だったりします。なお、従来の2等(2段ベッド大部屋)は閉鎖され、現在は使用していません。

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荷物を置いた後、外部デッキに出て、出港シーンを見届けます。その時、20代前半のAさん、奄美出身のBさんと知り合い、一緒に夕食をとる事にしました。Aさんは、学校を辞めて今回旅に出たそうで、Bさんは、定年退職で奄美大島に戻るとの事。人生それぞれです…。

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※出港前の新門司行オーシャン東九フェリー

飛龍21のレストランは食券制で、17時30分頃船内放送で食券販売の案内がありました。食券販売は船内放送案内後の約10分間しかなく、これを逃すと食いはぐれます…。今回はAさん・Bさんと一緒に、3食限定の日替り定食740円にしました。

食券購入後、Aさんの船室で雑談をしながら待ちます。夕食は、食券購入後に調理するようです。乗船客の少ない航路ならではの、効率のいい方法だと思います。18時10分頃、夕食の用意が出来た旨の船内放送がありました。AさんBさんと一緒にレストランに向かいます。

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レストランに入ると、出来上がっている料理をトレイごと貰います。今回の日替り定食は、揚げたあらかぶの煮付け・骨付き鶏モモ肉の塩焼きとスゴいボリュームでした。この内容でこの値段はオトクだと思います。たぶん、船員さんの夕食と同じ内容だと推測してしまいます。ある意味、貨物メイン航路では、非常にかしこいやり方だと思います。

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夕食後、窓のあるプロムナードで、Aさん・Bさんと一緒に談笑しながら缶ビール片手に過ごしました。結局、21時過ぎに自分の船室に戻り、早々と眠りについたのは21時30分でした。

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乗船2日目の朝、起きたのは6時30分でした。夜中に、何度か目覚めたものの、ぐっすり眠れました。ただ、夜中はかなり揺れたようです。身支度をし、外部デッキに出ます。ちょうど紀伊半島の南端である潮岬を通過しているところで、朝日を下手ながら撮影します。

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7時30分頃、船内放送で朝食の食券販売の案内があり、さっそく購入します。今回は洋定食630円にします。8時頃、朝食案内の船内放送があり、レストランに向かいます。洋定食はサンドイッチ・サラダ・コーヒーの組合わせです。しかも、サンドイッチのパンを焼く(トースト)にする事も出来、今回は焼いて貰いました。このボリュームでこの値段はオトクだと思います。なお、案内所で船内レストラン手製の大きなおにぎりが、1個100円で売られていました。

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朝食後、揺れはかなりあります。外を見ると、どす黒い海がかなり波だっています。目覚ましに、自室シャワールームでシャワーを浴びました。なお、シャンプーやボディソープは備え付けられておらず、売店でシャンプーセット350円・ボディソープ150円を買う必要があります。

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プロムナードで旅行記を書いていると、奄美出身のBさんに、「東北出身の塗装工の仕事をしているCさんが、2等寝台室を1人で使用しているので見にいこう」と声をかけられました。

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※旅客部分2階に設置されている給湯器

Cさんの部屋は、さすが元々特等の部屋だけあってゆったりしています。次回は2等寝台を相部屋でも利用しようと思いました。揺れが続くなか、東北訛りのCさんの豪快な話しに1時間程聞き入ってしまいました。

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※室戸岬通過

その後、船内の揺れもおさまり、ロビーで旅行記を書いていると、同じく那覇に向かうDさんと仲良くなりました。今回は2等寝台を相部屋で利用していて、会社のリフレッシュ休暇で、はじめての沖縄旅行1人旅との事。私自身、サラリーマン時代に沖縄に2年間住んでいたので、行くべき観光地とお店をアドバイスしました。

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11時30分頃、昼食食券販売の船内放送があり、さっそく購入します。今回はカルビ丼530円にしました。約30分後に昼食の支度が出来た旨船内放送があり、DさんとDさん同室の沖縄在住のEさんと同じテーブルで食事しました。カルビ丼は味噌汁付きで、正直安いと思います。

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続きは、後日掲載したいと思います。以上、naitya2000でした。

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